AP2.50n 新登場
 

 
 
 
APシリーズのアンプは、AP4.50を最後にしばらくお休みしていましたが、とうとう新登場しました。
 
価格もリーズナブルでお求めしやすいアンプとなっています。
 
 
 
 
 
  
 
以下、同価格帯の他メーカーアンプとの聴き比べによる感想となります。
 
 
 

 
 
ORBのスピーカー・アンプセレクターを使用し、瞬時に切り替え可能にしての試聴です。ORBのセレクターはチャンネル切り替え時のノイズが無いのでストレス無く切り替え出来ます。詳細は こちら
 
 
 
比較したアンプはZAPCOの ST-2XSQ です。ST-2XSQ は当店でも人気のあるアンプです。コストパフォーマンスが高く、値段以上の性能を発揮してくれます。
可能な限り価格は抑えたいけど、アンプの性能はきちんと確保したい!というワガママなオーナー様の期待に応えるアンプです。
 
RCA入力とハイインプット入力の両方に対応しているので、取り付けの幅が広がりますが、ハイインプット入力の場合若干歪みが大きいように感じます。
 
 
試聴に使用したスピーカーはPHASSの6インチ フェライトフルレンジです(現在は販売終了となっているスピーカーです)
 
 
 
では、肝心の聴き比べでの感想を・・・
 
 

 
 
全体的なパワー感については、どちらのアンプもほぼ同程度に感じました。
 
数字上ではZAPCOは65W、PHASSは50Wのスペックで15Wの違いはありますが、このあたりは普通に再生する分には大きく差は無いかと思います。
16センチ程度のスピーカーを鳴らす場合、よほどのスピーカーでない限りアンプのW数にこだわる必要はありません。
 
 
ZAPCOのアンプからPHASSのアンプへ切り替えた瞬間に、中音域が広がったように感じました。極端な例ですが、まるでイコライザーで中音域を上げたような感覚です。
 
 
中音域の鳴り方の違いについては、2つのアンプの内、どちらがフラットに近いのか?というのは判断し難いですが、個人的にはZAPCOの方が自然に聴こえるような気がします。試聴するスピーカーでも大きく変わるかもしれませんね。。。
 
ただ、切り替えて聴くとPHASSの方はパッと華やかに中音域が広がるので、よりハッキリとクリアな音質がお好みのオーナー様には合うアンプです。
 
中音域がハッキリとクリアになる分、引き続いて高音域もキンキンな音質になるのでは?と不安でしたが、高音域に関してはキンキンと耳障りな感じも無く聴きやすかったです。
 
 
 
ZAPCO ST-2XSQ ¥35,000-(税抜)
PHASS AP2.50n ¥39,800-(税抜)
 
どちらも価格以上の性能・音質です。音質の好みに関しては千差万別なので組み合わせるスピーカーやユニットに応じて選択すると良いですね。
 
 
 
 PHASS AP2.50n NewsLetter