完全制振・静音  オプション編 〜その2〜
 
 
こちらのページでは、⑤ リアゲート 〜  ⑧ ボンネット までをご案内しています
 

 
完全制震・静音 基本作業以外のオプションとなります。
 基本の制振・静音は こちら
 
① ルーフ
② リア クオーター
③ Cピラー
④ Bピラー
  以上は、オプション編 その1 を御覧ください
 
⑤ リアゲート
⑥ フロント フェンダー
⑦ カウルトップ
⑧ ボンネット
⑨ その他
 
 
このページでご案内しているオプション箇所は、完全制振・静音の基本作業との同時施工ではなく、単体で行った場合でも工賃が変わらない作業となります。
お客様のご予算やご希望に応じてオプションをお選びいただけます。
 
 
 

 
⑤ リアゲート
 
 
リアゲート内部には、リアワイパーのモーターや、その他配線などが多くあります。
他の箇所同様、主要なネジなどは制振材で塞ぎません。
手が入りにくいので、制振後のアルミテープでの保護が出来ない箇所もあります。
 
基本作業のドアでは、サービスホールを塞ぐ場合が多いのですが、リアゲートの場合は内部の状態によってその都度となります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらも他の箇所同様、制振後に吸音材を貼り付けます。
 
 
 
 
リアゲートの内張り裏には、シッカリと制振を行います
 
 
 
内張りの空間が少しあったので、10mm の吸音材を貼り付ける事が出来ました。
 
 
 

 
 
⑥ フロントフェンダー
 
 
車種によって、フェンダー内の形状は様々です。
 
 
 
 
 
 
タイヤハウスのカバーを取り外した状態です
 
 
 
 
フロントフェンダーは、元々純正でペースト状の制振材が塗られている場合が多いですが、十分ではありません。
フェンダー周辺の脱脂作業は特にシッカリと行います。
 
 
まずは、小さな制振材で下貼りを行います。
タイヤハウス、画像では見にくいですが、フェンダー裏の奥の方まで制振を行います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下貼り後には、大きな制振材で可能な限りの制振を行います。
アルミテープでの保護は、出来る箇所と出来ない箇所があります。
 
 
 
 
 
 
制振後には、吸音材を貼り付けます。
下の画像で、黒く見える箇所は吸音材を貼っています。
 
 
 
 
 
フェンダー内部で、なおかつ水が侵入しない形状の場合のみ、厚みのあるスポンジで空間を埋めます。
水の侵入が予想される箇所には、吸音材のみとなります(画像では、黒い吸音材 エプトシーラー)
 
 
エプトシーラーについて
耐熱・耐水に優れ、キッチンで使用するスポンジのように、自ら水分を吸収しないので、タイヤハウスやフェンダー内などの環境下でも使用は可能です。
 
 
 
 
 
タイヤハウスのカバー裏にも吸音材を貼り付けます。
タイヤハウスのカバーはピンで留まっているだけとなりますので、状態を確認してその都度最適な作業を行います。
 
車種やカバーの形状・素材により制震材と吸音材の両方を貼り付ける場合と、吸音材のみ又は制震材のみなど様々となります。
 
 
 
 
 
リアフェンダーの作業に関してはフロントと同じような作業が出来ない車種が多いため、作業を行っても効果を実感することが出来ず、無駄な費用となる可能性が高いのでオススメしておりません。
 
リアフェンダーの作業ではなく、車内から行うリアクオーター周辺の作業を行う事をオススメしております。
 
 

 
 
⑦ カウルトップ
 
 
カウルトップは、車内とボンネット内の境界周辺になります。
ワイパーのモーターなどが収納されて場合が多く、まずはこれらのカバーやワイパー、そしてモーターなど全て取り外します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カバーの形状にもよりますが、他の箇所同様に制振・吸音を行います。
耐熱の制振材を使用します。制振材を保護する為のアルミテープに関しても、耐熱用を使用します。
 
 
 
 
下の画像は、カウルトップ内に収納されているワイパーのモーターや、周辺のカバーです。
 
 
 
 
カウルトップ内は、水の侵入がありますので、水の流れを阻害するような貼り方はいたしません。
 
 
 
可能であれば、上部にも制振を行います。
 
 
 
吸音材に関しては、水の流れを阻害する可能性がありますので、下面には貼り付けません。
 
 
 
 
 
 
 
 
下の画像はカウルトップ内の上部です。
 
 
 
カバーにも制振を行います(形状により不可の場合もあります)
 
 
 
 
カウルトップの制振・静音施工では、エンジン音の侵入が減少します。
他の箇所との併用施工で効果的となります。
 
 

 
 
⑧ ボンネット
 
 
ボンネットではだいたい2つのタイプに別れます。
下の画像のグレーのボンネットでは、開口部があり内部まで手が入ります。
この場合、ボンネットの広範囲に渡って制振が可能となります。
 
 
 
下の画像のボンネットでは、4つのホールはそれぞれ上部の鉄板に溶接されていて、手が入る空間はありません。
この場合、ボンネット自体の大きさに比べて、制振を行える箇所が限られます。
 
 
 
 
まずは、小さな制振材で下貼りをおこないます。内部にまで手が入るので奥の方にも制振可能です。
 
 
 
 
下の画像の方では、ボンネットの耐熱カバー内に収まる範囲で制振を行います。
カバー内に収まる範囲で制振を行うのは、見た目の問題のみとなりますので、お客様のご要望があれば、カバー外の見える範囲にも制振を行うことは可能です。
 
 
 
 
可能な限り、アルミテープで保護します。
制振材・アルミテープは耐熱用を使用します。
 
 
 
制振後は、耐熱・耐水にすぐれた吸音材を貼り付けます。
 
 
 
 
 
ボンネットカバーを取り付けて完成です。。。
 
 

 
 
⑨ その他
 
その他では、オプションでご案内以外の箇所となります。
 
車体の下回りなどとなります。純正でペースト状の制振材を吹き付けていない箇所で気になる箇所などがありましたら承ります。
 
下回りでは、通常使用するレジェトレックスなどのシート状の制振材は使用出来ない場合がありますので、施工を行う箇所によってはペースト状又はスプレータイプの制振材の使用となります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上がオプションの詳細となります。
 
制震・吸音の方法は、ご紹介している以外でも様々な方法がありますので、ご要望・ご相談下さい。