PHASS をご検討のお客様へ
 

 


PHASSのスピーカーって・・どう???

と、問い合わせが多いので、音質などの詳細をお知らせします

導入の参考になれば幸いです



画像は10センチ フルレンジ アルニコ FD 0496


音質に関して、こればかりは十人十色なので、本来ならばご自身で試聴するのが一番ですが、お近くに試聴できるお店などが無い場合は、どうする事も出来ませんよね。。。

あくまで、一個人の感想として、参考にして下さい。そして、音質に関しての情報はご自身の耳で確かめるまでは決して鵜呑みにしないで下さい。





試聴したCDは、上の画像のCDです。
BEST AUDIOPHILE VOICES VI [Compilation, Special Edition] XRCD
詳細はこちら



 
 
音質は???
 
 
ピアノの音は、本当に生のピアノそのものです!!

フォークギターの音質は、ご自身でフォークギターをお弾きになられた方は分かると思いますが、生のフォークギターの音というのは、ギターの質にもよりますが、人によっては若干幕が張ったように聞こえる場合があります。悪く言えばこもった音です。

ただ、ギターの箱の中に響く弦の音・・・マイクを通してではなかなか分かり難いですが、録音状態の良いCDでは、それらの音と言うのか響き・雰囲気などが伝わります。
試聴したCDでは、それらフォークギターの生の音が見事に再現されています。

PHASSのスピーカーの音質が他のスピーカーと決定的に違うところは、マイクを通して鳴る音と、マイクを通さず鳴っている音・・・
電子ピアノの音と、グランドピアノ又はアップライトピアノの音・・・
PHASSはどちらも、後者の音に近い音です。

ヴォーカルの声に厚みがあります。女性ヴォーカルでも発する声には低い周波数も混じっていますので、それが、そのままスピーカーから聞こえます。声に厚みや深みがあると感じるのは、そのためかもしれません。

PHASS・10センチ フェライトスピーカーの場合、ドラムやベースなどの低音も余すことなく再生されます。
ただ、そこはやはり10センチなので、30センチのウーハーのような低音は出る訳がありません。しかし、10センチとは思えない程に遙かに低音は出ています。切れの良い低音と言うのが一番合っている気がします。(ドアのセッティング次第で雲仙の差となります)

10センチ フェライトスピーカーを取り付けたお客様で、皆様当初はウーハーも予定されるのですが、完成後にお聴きいただくと、結局ウーハーはキャンセルになってしまいます(笑)

ウーハーの低音が大好きな方には、やはりウーハー無しでは物足りないかもしれません。
ウーハーを予定している場合には、まずウーハー無しで試聴してからお考え下さい。使用するウーハーによっては、せっかくの音質がウーハーの低音によって台無しになる場合もありますので、ご注意下さい。


 
音の定位は???
 
 
結論から言うと、セパレートの方が定位を取りやすいです。ただ、セパレートの場合はセパレート特有の高音ばかりが耳に付く・・と言うデメリットがあります。

一般的なフルレンジ(コアキシャルも含む)の場合、音がモロにドアから聞こえるといったデメリットも有るのですが、ドアのセッティング(デットニングや制震)を行いスピーカーの性能を十分に引き出す事でデメリットはかなり薄れてしまいます。
そもそも、定位にこだわる必要が無いほどに音質に満足します。

定位にこだわる場合はタイムアライメント機能で調整する方法もありますが、音質が悪く(薄く)なってしまうので、定位を取るか音質を取るか・・・と言う選択になります。
 


当店で行う音質調整の基本は、原則アナログ的なセッティングとなります。デジタル補正機能は使用せずに、ドアのセッティングなどでスピーカーの性能を可能な限り発揮させる方法を取ります。
 
 

 

フロントにPHASS10センチ(フェライト)、リアは純正スピーカーのお客様のお話ですが、ユニットの前後の音量バランス機能(フェダー)でフロント寄りに設定していたようですが、やはりPHASS本来の音が出ていませんでした。音もドアに張り付いたような感じです。

そこで、リアスピーカーを断線し鳴らないようにして、ユニットのフェダーバランスもセンターにすると、本来の音が出るようになりました。そして、ドアに張り付いたような感じで聞こえていた音も、定位が上がったのか、気になりませんでした。


上記は、偶然の結果なのかもしれませんので、全てに当てはまるとは言えません。
定位や音質で行き詰まった場合の参考にして下さい。

PHASSのスピーカーの場合、ヘッドユニットの機能(左右・前後の音量バランスやイコライザー、タイムアライメント、その他音質調整機能)は全てOFFにする事で、改善される場合が多いです。

そして、不思議な事にPHASSのスピーカーの場合、上記の件を除いて定位が著しく悪いと感じた事はほとんどありません。

使用するアンプなどによっても、音質は様々に変化します。
PHASS REシリーズのアンプを取り付ける事により、さらに極上の音質となります。






もっと具体的に!!

PHASSのスピーカーの音って???
と、考えるよりも、CDの音源を忠実に再生していますので、録音状態の悪いCDでは、当然良い音として感じる事が出来ません。


いままで気にした事など無かったCD自体の音質が気になるようになり、買うCDも変わってきた・・と、PHASSのスピーカーを取り付けたお客様の多くに、このような報告を受けています。

音声信号を忠実に再生するスピーカーなので、むしろ音質の善し悪しを左右するのは再生機器やアンプ、CDの方になると言っても過言ではありません。




取り付けする車種(ドアの構造)により、同じスピーカーでも鳴り方が大きく変わります。


最善の施工をする事で、スピーカーの性能を最大限発揮させる事が可能です。



CDなどのヘッドユニットでは、前後・左右のスピーカーの音量バランスやイコライザー機能、その他の機能などは一切OFFにした方が音質は良くなります。
これは、PHASSのスピーカーだけに限った事ではないと思いますので、一度お試し下さい。

ヘッドユニットのイコライザーなどの機能をOFF又はフラットにすると音質が悪くなるような場合は、音声信号を忠実に再生できていないスピーカーなのかもしれません。。。


10センチのスピーカーの場合は、インナーバッフルの制作が必要です。
10センチの場合、スピーカーの背面開口部が小さいため、空気の流通が悪いと、低域が不足します。




↑↑一般的な純正スピーカー




↑ 10センチ アルニコ 画像ではスピーカーケーブルが(白黒の)付いていますが、これは、当店が取り付けの為にハンダ付けしたものです。実際には、付いていません。
ちなみに、スピーカーケーブルはBELDEN8470を使用しています。




↑純正スピーカーとのマグネットの違い






前後で違うスピーカーの場合・・・

よくあるのが、フロントはPHASSの10センチフェライト、リアは純正という組み合わせです。
フロントとリアの音質差がありすぎて、違和感を感じるお客様が大変多いのが事実です。

デッキの機能で、前後のバランスをフロント寄りに設定するとフロント・リア共に音質が極端に悪くなります。
前後のバランスをセンターにすると、リアからの音がより聴こえ違和感となり、結果的に音質を落としてフロントからの音を重視するのか、2つの音質が混ざり合い違和感のある音質を取るのか・・・という、なんとも妙な結果になってしまいます。

音質が落ちるといっても、使用しているユニットの性能によって違いがありますので、全ての場合で同じ現象が起こるとは限りません。

セダンやコンパクトカーなどでは、フロントスピーカーのみで鳴らしても全く問題ありませんが、室内の広いミニバンタイプの車種では、リアスピーカも必要な場合もあります。

前後で音質が違い違和感を感じる場合には、思い切ってフロントのみの再生にするか、前後とも同じスピーカーにするかの選択が確実となります。

アンプを使用している場合には、前後でゲイン調整が出来ますので、上記のような問題が発生してもある程度の対処が可能です。



 
☆オーディオ施工ご依頼のお客様へお願い☆

オーディオ取り付け、施工をご依頼のお客様へ、当店からのお願いです。。。

施工期間が長く、その間に紛失などといったトラブル防止の為にも、お荷物は必ず撤去し、車内には私物の無い状態でお預け下さい。貴重品などを残したままでの作業は承る事が出来ません。ETCカードを残したままといった場合が大変多いので、お気を付け下さい。