スピーカーケーブルをAE線に???
まずAE線(VVF)とは、簡単に説明すると銅の単線です。。。
一般的なスピーカーケーブルは、極細の銅線を沢山合わせて1本の線にしています。これを撚線(よりせん)と言います。
撚線と単線、それぞれにメリットとデメリットがあります。
撚線は柔らかいので曲がりやすく、配線を設置する場所を選びません。しかし、ただ撚っただけでしかも線をたくさん使って太くした物は磁場や抵抗が大きくなり、スピーカーのケーブルとして考えると、必ずしも良い電気信号を送るとは限りません。
ノイズの防止と称して網のような磁性体のものをケーブルに巻いている物もありますが、余計な磁場を発生しさらなる音質劣化を招く場合もあります。
単線の場合、磁場や抵抗の影響が少なく振動にも強くスピーカーケーブルに使用するには最適ではないでしょうか。ただ、単線の為、堅くて扱いにくく同じ箇所を何度も曲げ伸ばしをすると断線する可能性が高くなります。
ケーブルをお求めのお客様は こちら
AE線 銅の単線↑↑
一般のスピーカーケーブル 撚線(よりせん)↑↑
音の善し悪しは、個々の感性や好みになってしまいます。
当店で聴き比べた感想としてですが、一般的なスピーカーケーブルの時より音がハッキリするようになり以前まで聴こえなかったような音が聴こえるようになった。。。
実際には聴こえていたのかもしれませんが、よりハッキリと聴くことができるようになったのかもしれません。
何か、被さっていたものがスッキリと剥がれ落ちたような感じでした
低音・中音域がよりハッキリと鳴るように感じました。
一般的なスピーカーケーブルが全て悪いわけではありません。撚線(よりせん)を使用していても、良いケーブルは沢山あります。。。
最近、このAE線に関するお問合せが多くなっています。
まずAE線に交換する事で、現在のスピーカーが全く別のスピーカーに生まれ変わる訳ではありません。スピーカーの本質と土台は(カーオーディオの場合はドアの状態)変わりません。使用する長さによっても変化します。
スピーカーケーブルは、スピーカーあってのケーブルです。
ケーブルの選択は重要ですが、音の根本はスピーカーとなります。(本当はアンプとスピーカーなのですが、詳細は省略させていただきます。)
もちろん、どちらも本当に大切ですがケーブルはスピーカーの調味料とお考え下さい。
スピーカーケーブルは、料理で言う調味料と同じような役割を果たします。例えば、質の悪い固いステーキに良い調味料を使用して味付けしたところで、多少の味はごまかせますが、最高級ステーキの食感や美味しさにはならないはずです。。。
ただ、この調味料・・・これ一つで美味しくも不味くもなるのは確かな事です!!
スピーカーによっては、撚り線とあまり変化が無い場合もあります。
ケーブルで音質が変わるのは確かな事ですが、使用するスピーカーや取り付ける環境によって変化に大きく違いがでる事をご承知下さい。
取り付けるスピーカーや環境によって違いが出るのは、スピーカーケーブルに限っての事ではありません。
過度の期待は禁物ですが、的確に使用する事によって同じスピーカーでも特にヴォーカル領域、中音域に違いが出ます。低音のハリも出ます。
AE線という安価なケーブルでも想像以上の音を出してくれますので、スピーカーケーブルで迷った時には、ちょっと寄り道♪感覚で、気軽にお試ししてはいかがでしょうか?
きっと、イイ意味で期待を遙かに裏切られる事でしょう
ご自宅のオーディオにも、もちろん使用できます
当店では、AE線の切り売り販売及び、AE線への交換作業も行っていますので、お気軽にご来店下さい。。。
先日、お客様のお車にPHASSのスピーカーを取付の際、純正ケーブルの時とAE線との時との違いをスピーカーを手に持った状態のままですが、お客様に聞き比べていただきました。
スピーカーを手に持った状態で鳴らしましたが、AE線の時は純正ケーブルの時よりもハッキリとした音が鳴っていました。これにはお客様もビックリなさっていました(笑)
実際にご自身で確かめる前までは、リアは純正スピーカーと純正ケーブルのままで・・・の予定だったのですが、明らかな違いを実感し、急遽リアスピーカーケーブルもAE線に交換・・・となりました。。。
作業工程画像、作業詳細書面お渡しサービス
有りそうで無い・・・お客様から大変喜ばれているサービスです。。。
☆オーディオ施工ご依頼のお客様へお願い☆
オーディオ取り付け、施工をご依頼のお客様へ、当店からのお願いです。。。
施工期間が長く、その間に紛失などといったトラブル防止の為にも、お荷物は必ず撤去し、車内には私物の無い状態でお預け下さい。貴重品などを残したままでの作業は承る事が出来ません。ETCカードを残したままといった場合が大変多いので、お気を付け下さい。