カーオーディオにこだわるのは?
 

 

ここ最近のオーディオ雑誌などでの情報・・・

全て鵜呑みにしていませんか???
 

最近は、音質重視のための内容が無くなっています。魅せるオーディオと化してしまった今では、いかに豪華にディスプレイするかを最重要とし、音の基本的な事は無視しています。

どんなオーディオに仕上げようとも、結局はオーナー様自身が満足すれば全て良しですが・・・

例えば50万円を費やして魅せるオーディオを組んで満足するならば、同じ50万円では有り余る程の金額で本当にイイ音と巡り会え、飽きることなく音楽を堪能し満足感を味わえることでしょう。

イイ音を知らずに終わってしまうのは、本当にもったいないと思います。
ホームオーディオのレベルにするのは難しいですが、運転中に悪い音で苦痛を感じること無く、長時間聴いても飽きない音作りは可能です。車内をプライベートな空間として考える方も多く、一番落ち着く場所でイイ音を聴きたいと願っている方も大勢います。


先日、お客様に言われました。。。
当店で推奨しているベルデンのRCAケーブルって、他のカーオーディオショップでは取り扱いしてるところが無いね・・・と

気になって調べてみました。
ベルデン8412のRCAケーブル自体は、通販やオーディオ専門店などで普通に購入する事は可能ですが、カーオーディオショップが推奨として取り扱っているお店は、ほとんどありませんでした。


BELDENのケーブル自体の品質の良さは、音を聴けば分かります!!
値段も当店では、5mで¥8,700-(¥9,570-)なので個々の意見はあるでしょうが、決して高額ではないと思います。
ケーブルの耐久性も良いので、車内で使用するのに特別困るといった事もありません。

では、なぜカーオーディオショップでの取り扱いが、ほとんど無いのか???

私の個人的な意見ですが、一番の問題は利益ではないでしょうか。。。
利益を重視するなら、一度に大量購入といった手もありますが、当店では、お客様から注文を頂いたその都度、業者さんに発注しています。
単に知識不足なのですが、ベルデンのケーブルを安く一度に大量購入できるルートも知りませんし、何より偽物が多いので、信頼できる業者さん以外の仕入れは不安です。


良いケーブルは何もベルデンだけではありません。他にも良いケーブルは沢山ありますが、お客様にお勧めする場合に、やっぱり値段は一番の問題です。
同じ品質なら、当然安い方をお勧めします。安い方が品質が良ければ、なおさら安い方をお勧めします。
そうして、行き着いたのがベルデンのケーブルでした。

ハッキリ言って、ケーブルでの利益はほとんどありません。
でも、利益を重視し、音質を落としてお客様に施工しても、私自身が納得出来ないので音質・値段の両方にバランスの良いケーブルをお勧めするようになったのです。
 

現在、ケーブルを仕入れている業者さんからは、カーオーディオはもう諦めて、ホームオーディオの方に力を入れたらどうですか?
と、勧められたりしましたが、やはり、車が好きで運転中には少しでもイイ音を聴きたい・・・と昔から試行錯誤を繰り返してきて、現在やっと良いスピーカーと良いケーブルに巡り会えたので、この良い商品を使用して、お客様にも最高の音質を手に入れて頂きたいと思っています。

カーオーディオ製品に限ってではありませんが、オーディオ製品全般に関して、値段と性能、音質のバランスが全く合っていないのは事実です。
そして、雑誌やネットの評価などにかなり惑わされているオーナー様が大変多いのも事実です。
雑誌での評価は、ウラで行われている暗黙のやり取りが評価の全てと言っても過言ではありません。

オーディオ製品の購入を検討される時には、まず色んなメーカーの同レベル(同価格帯)の製品を試聴し、値段に見合う性能又は音質なのかを見極める事が大切です。
それには、ある程度基準になる製品をご自身で決めておく事が重要です。
基準になる製品を決めていれば、試聴時に基準に対して甲乙を付けやすくなります。



 
当店の販売基準は、音質と値段のバランスが合っている製品のみをご紹介していますので、ご安心下さい。

高ければ良い製品・・・と思うのは全くの間違いです。
 

 
 
ケーブルの選び方
 

☆失敗しない選び方☆

ケーブルを購入する時・・・特に高額なケーブルを購入する時などは、必ず同じシステムで他メーカーのケーブルと聴き比べて下さい。出来れば、交互に2回以上聴くのがいいです。
本当に値段に見合った音質なのか、他のケーブルとの違いはあるのか・・・
雑誌や、店員の説明を鵜呑みにせずに、自分の耳で聴いて下さい。

試聴して、他のケーブルとの違いが分からない場合は、絶対に購入しないで下さい。購入しても品質(音質)向上としての意味がありません。

出来るだけ、事前説明は聞かないようにして下さい。人によっては、かなりのマインドコントロール効果があり、実際は音質が低下しているのに、良くなったと思い込む場合があります。

「販売金額が高い = 音質が良い」  と思わないで下さい。
オーディオに至っては、品質(音質)と値段のバランスが合っていません。


とにかく、好きな音楽を聴き込む!!

これが、何においても一番の方法です。音質の違いを聴き分けるには、好きな音楽を知り尽くす事が大切です。
好きな1曲を徹底的に聴き込むことで、少しの変化が確実に分かるようになります。

聴き比べをする時には、ご自身のCD又はiPodを持参して下さい。

出来れば、録音状態の良いCDを選ぶのが理想です。

音の良いCDをご紹介しています こちら


 
 

 

電源ケーブルの大切さ

 


↓アンプの取り付けの際に使用する、電源ケーブル(パワーケーブル)






上の画像では、0.12mmの細い導線を1666本使用しています(4ゲージ)

 



電源ケーブルについて、少し考えてみました。
細かく説明すると専門的になってしまうので、簡単に説明すると・・・

ケーブルには、単純に撚り線(よりせん)と単線があります。電気の流れ的な事を考えると、撚り線よりも単線の方が電気の流れがいいです。


撚り線は糸より細い沢山の細い線を撚り合わせて1本のケーブルにしているので、抵抗や磁場が大きくなります。(ケーブルの種類によって撚り合わせる1本ごとの太さは異なります)

しかし、例えば直径10mmの単線などは扱いにくく車などでは使用できません。

単線では、1本の金属線(銅や鉄など)なので、電気の流れや抵抗などは使用する素材による違いが最大の要因になります

撚り線では、1本の細い線を沢山撚り合わせて1本の線にしているので、電気の流れや抵抗は1本あたりの線の太さによる違いや、撚り合わせる数量による違い、使用する素材による違いなどがあります

電源ケーブルとして考えた場合、車に使用している純正のケーブル(オルタネーターやメインヒューズに繋がっているケーブル)は、撚り線を使用していますが、ケーブル自体は決して太くはなく一見安っぽいケーブルを使用しているように見えます。
しかし、撚り線でも1本1本の線は比較的太い線を使用しています。





上の画像のケーブルは2mmの銅線を7本使用しています(4ゲージ相当)主にアース用ケーブルとして使用させれいます。


同じようなケーブルの太さでも、赤いパワーケーブルとは内部の線の本数がまるで違います。ケーブルにはそれぞれに適した用途があります。


一番上の画像のような赤い電源ケーブルは車の純正のケーブル(オルタネーターやメインヒューズに繋がっているケーブル)よりも太いですが、遙かに細い線を大量に撚り合わせて1本のケーブルとなっています。



ケーブルが長くなると電気の流れが悪くなる(抵抗が大きくなる)
抵抗を減らすためには、太くする・・・


電気を大量に消費する製品を取り付ける場合には、撚り線でケーブル自体は細くても1本あたりの線が太いものを使用するのがイイのでしょうか?
こちらも、用途によりケーブルを使い分ける必要があります。

撚り線1本1本が太いケーブルでも、許容電流値が低い物もありますので、つなげる機器の使用電力をよく確認しましょう


電気の流れ具合は目に見えませんので、効率的に流れているのかを確認するのは難しいです。


電気の流れが悪くても、製品自体は作動します。


オーディオの場合でも電源はとても大切です。良い電気が流れると音質も良くなります。

ただ、電気の流れが悪くても音は鳴ります。良い電気が流れた時に、今までとの違いに初めて気がつきます。

当店で、スピーカーケーブルに単線(AE線)を推奨しているのは、音質が格段に良くなるからですが、電気効率を考えるとアンプに使用する電源ケーブルでも、理屈は同じなのかもしれません。

撚り線でも1本1本が比較的太い線を使用しているケーブルの方が、電気をスムーズに流してくれそうな気がしますが・・・
ただし、機器への影響も考え、むやみに効率の良い単線又は、太すぎるケーブルを使用するのは危険です。

 

電源ケーブルについて考えましたが、アースも全く同様です。

良い電気を流すためにはシッカリとアースを取ることが大切です。電源が悪くても機器は作動しますが、アースが悪いとノイズや誤作動の原因となります。どちらが悪くてもバランスが取れませんので、結局は電源・アース共にシッカリ取る事が一番です。。。

 

同じ場所からの電源の取りすぎは危険です。

特に、車内の電装品などにオーディオユニット裏から電源を取る方が多くいらっしゃいます。ここは、ユニット裏に様々な配線が押し込まれていて、配線同士が束になっています。絶縁処理などをおろそかにすると、ショートで機器の破損や、発火の危険性がありますので、分岐、さらに分岐での電源の取り過ぎに注意して下さい。オーディオの電圧が不安定になり音質劣化の原因にもなります。

 
 
 
 

 作業工程画像、作業詳細書面お渡しサービス

有りそうで無い・・・お客様から大変喜ばれているサービスです。。。