オススメ工具の紹介
このコーナーでは、使いやすい工具の紹介をしていきたいと思います
DIYに必須の工具が満載です!
お車に、あれば便利な工具・・・と言えば、やはり
・ドライバー (プラス・マイナス No.2)
・コンビレンチ (趣味のDIY程度の使用なら、ラチェットレンチがオススメ!)
・ラチェット
・ソケットセット
・ペンチ
・ニッパー
・六角レンチ
これだけあれば、ちょっとした作業は問題なく行えます。
ご自分で、車内にイルミネーションなどを取り付けるといった場合は、圧着工具もあれば、なお作業が楽に行えます。
Wera L型六角キーレンチ ボールポイント付 Hex-Plus ヘックスプラス
ドイツのブッパータール市に本社があるドライバーとレンチの専門メーカーです。
Hex-Plusはキャップスクリューの寿命をはるかに長く持たせてくれます。
ヘックスレンチ(六角レンチ)はプラスやマイナスネジと比べて5倍以上のトルクをかけて締め付けることを可能にしてくれました。(ネジの頭の大きさ6.5mm径の場合)
しかし六角レンチの正六角形の6個の角がネジの頭の六角穴の内側に鋭く点(線)であたるためその六角穴を傷め変形させたり壊したりします。
これを解決したのがWera社のHex-Plusです。6個の全ての角は面取りされており六角穴に面で接触しますので傷めることはありません。
仮に六角穴がいくらか変形(ナメる)していてもこのHex-Plusを使うことによって回せることもあります。
他の6角レンチでは、これ以上やるとナメそう・・と断念するところでもナメずに回ってくれます。
スタビレー トルクレンチ(730Nシリーズ)STAHLWILLE
スタビレーは世界で初めてトルクレンチを発明・開発したメーカー
スタビレー730Nシリーズは板バネタイプなので使用後にトルク設定を戻さなくても狂いません!同じ数値のトルクを繰り返し使用するような方には、絶対オススメです!!
ちなみに他社のトルクレンチの内部構造はスプリングタイプが多いです
トルクも使用範囲ぎりぎりまで±3%の高精度を発揮可能です
スタビレーと言えば、メーカーロゴのマークの通りコンビレンチやメガネレンチが有名ですが、このトルクレンチの使用感は最初は何だか軽い感じがじますが、何ともいえない使い心地の良さに知らず知らずハマってしまいます
ファコム 3/8 ラチェット
ラチェットの種類を大きく分けると小判型と丸型の2タイプに分類する事ができ、その中でFACOMは丸型を採用しています。
FACOMが採用している丸型タイプは、本体そのものに限りなく真円に近い72枚の外
ギアーを刻み込み、17枚の内ギアーによって差し込み口を支えています。
よって、送り角は360÷72=5度となり、時計の秒針を思わせる非常に細かいストローク
が可能です。
一般的な小判型ラチェットが、アームを大よそ18度傾けなければ次のギアーにかみ合わな
いところを、FACOMを使用する事によりそれが5度で済む訳ですから、小判型が使用不可
能な場所において絶大な効果が発揮される事にもなります。
半面、外ギアーの枚数を多くすればするほど1枚あたりの外ギアーは細かくなるため、トルクをかけた場合、小判型のように内ギアー1~2枚で支えていたのでは滑りやすくなってしまいます。
そこでFACOMは、内ギアーに17枚の歯を刻み、送りの際は17枚の内ギアーの1枚のみを外ギアーにかみ合わせ、トルクをかけると17枚全てが外ギアーにかみ合う構造とし、ギアー1枚にかかるトルク値を17分割する事で、締め付け総トルクが内ギアー1枚に対し6%しかかからない構造にしました。
これにより、繊細なストロークにもかかわらず高耐久性という2つの異なる条件を同時にクリアーできたのです。
滑らかな回し心地なのに、トルクはシッカリと掛けることができるのでやはりラチェットにおいては、使いやすさも一番です
MacTools マックツールズ 1/4スイベルラチェット
このスイベルラチェットはMacToolsとファコムのコラボです。中身はファコムなのでラチェットじたいの使い心地はファコムそのままです。
MacToolsの商品には保証があるので、コマ飛びなどでラチェットが破損した場合には安心です。
使用頻度が多い方でファコムのラチェットが欲しい場合は、MacToolsとファコムのコラボのラチェットの購入をおすすめします
MacTools マックエッジ 3/8ソケット
70%ナメてしまったネジまで回せるマックエッジシリーズのソケットです。本当に角がナメて丸くなったネジも回ります。
ただ、例えば8mmのネジには8mmと9mmのソケットが問題なく収まり回すことができるので、8mmのネジに9mmのソケットで回した場合、逆にネジがナメてしまうのでは・・?と思ったりもします。
ネジとソケットのサイズをしっかり合わせる事が大事ですね
ホーザン HOZAN ワイヤーストリッパー P-90ーC
ニッパータイプのワイヤーストリッパーと違い、力を入れずに簡単に絶縁被覆の剥ぎ取りが出来ます。
線をしっかりと固定するため、失敗して絶縁被覆が伸びてしまうといった事がありません。
電装部品の取付には本当に便利です
これを使うと、ニッパータイプのワイヤーストリッパーはもう使えません
1つの刃で数種類の太さの剥ぎ取りが可能です。自動車のDIYにはP-90のCタイプあたりが重宝します。
生産終了の可能性がありますので、予備でもう1つ持っておきたいぐらいの工具です
ロブスター 電装圧着工具 FK5
オープンバレル端子、イグニッションターミナルの圧着、ボルト・電線の切断、電線の被覆むきが、これ1丁でできます。
・・・が、電線の被覆むきは上記のワイヤーストリッパーを使用する方が使いやすいです。
付属のストリッパーは、何とも使いににくくストレスが溜まります
車内の狭い場所での電線の被覆むきが必要になった場合、このタイプでの電線の被覆むきは被覆むき時の引っ張る反動で他の配線に勢いで当たったり、狭いのでそこまで動かせい・・などの問題があります。
この圧着工具はオープンバレル端子の圧着がしやすく、きれいに仕上げることが出来ます。端子の圧着は工具の先端部にあるため、狭い場所での圧着では誤って他の配線を挟んでしまう失敗が少ないです。
先端部に電線の切断用の刃が付いているタイプがありますが(下画像参照)、配線の多い狭い場所の圧着作業には誤って別の配線を切断する場合がありますので注意が必要です
オープンバレル端子の圧着のみを重視するなら、圧着部は先端についているものがおすすめです
写真左から ロブスター・RIG
オレンジ色のグリップの方は、RICの圧着工具です。こちらのストリッパーの方は、とても使い安くストレスも溜まりません(笑)・・が、圧着は、ロブスターの方がキレイに仕上がります。このそれぞれの長所を1つにまとめた工具があればイイですね。
ロブスター 圧着工具 AK15A
1.25、2、5.5、8ゲージの太めの配線の圧着が確実に出来ます。太めの配線には重要な配線が多くなり圧着が甘く端子が抜けてしまうと危険です。
必ず確実に圧着できる専用の工具を使用することをおすすめします。
この工具があれば、カーオーディオになどの使用する8ゲージまでの電源ケーブルや、アーシングの配線の圧着か簡単です。
8ゲージよりも太いケーブルを使用する場合には、AK19AかAK38Aを使います
LOCKJAW オートマチックバイスプライヤー
従来品のようなネジによる調整不要の優れものです
薄物でも厚物でもグリップを握るだけで自動調整するので、簡単に確実に作業ができます
リック RICK 3/8 エクステンションバー
このエクステンションバーの良いところは、他のエクステンションバーに比べてラチェットに装着したときのガタつきが少なく、ラチェットとソケットに余計な負担が掛からないことです。
ガタつきが少ない分、操作しやすく手の入らない狭い場所へのネジに確実に締め込みできます。
ラチェットのメーカーを問わずガタつきが少ないのは、それほど精工に作られているからだと思います。
入手困難な商品で、値段も2万円以上とエクステンションバーにしては高価ですが使う価値はあります
SIGNET シグネット スイベルラチェットレンチ
この工具の便利なところは、何と言っても抜き差し無しで回せるところです!
メガネレンチを使用する時は、狭い所では当然ですが、何度も差し替えて締め込み、弛めをしますが、ラチェットと同じ構造なので、1度の操作で可能になります。
スイベルタイプで狭い場所にも届きやすく、1度使用するとその便利さに、無くてはならない工具になってしまいます。
シッカリとトルクを掛ける場合は、スパナの方を使った方が安心ですが、通常の締め込み程度なら、全く問題なくトルクを掛ける事が出来ます。
最近でこそラチェット部がスリムになっている物が多いですが、4,5年程前までは、他のメーカーのラチェットレンチは、ラチェット部の厚みがある物が多く、ネジ周辺の隙間が狭い所での使用は出来ませんでした。
SIGNETのラチェットレンチは、当時で最もラチェット部がスリムで、ギア数も多く狭い場所での使用には最適でした。
現在(2012年)でも、SIGNETよりもスリムなラチェットレンチは・・・あるのでしょうか???
ラチェットレンチに関しては、このSIGNETが最強なので、最近出ている他のメーカーをチェックしていません(笑)
値段も安いので、趣味で少し使用する程度なら、高価なレンチセットを買うより、SIGNETのラチェットレンチを揃えた方が使い勝手が良いかもしれません。。。
次ページでのレンチのメーカー比較必見!